3種の定着部 | インクジェットとレーザープリンターを徹底比較

定着の種類

レーザープリンターの仕組みを詳しく知る為に、定着部について書きます。
プリンターの定着部とは、転写紙上のトナーの樹脂成分を溶着させて定着させることで、定着には3つの種類があります。
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定着部それぞれの特徴

ローラー定着

定着ローラーと加圧ローラーを使ってトナーを定着します。特徴は、定着温度が安定していてニップ圧を管理しやすいという理由から、高速機やカラー機に使われることが多い。

フィルム定着

セラミックヒータと筒状フィルムを組み合わせたものを定着ローラーのかわりとし、加圧ローラを使ってトナーを定着します。耐久性や温度の保持特性がローラー定着よりも劣るので、ビジネス向けの普通紙レーザープリンターに使用されることが多い。

フラッシュ定着

フラッシュ光を集光した熱でトナーを溶解・定着します。かなり高速なうえに、用紙に触れるものがないため、紙へのダメージがありません。
価格は非常に高価で、一般のオフィス向けとして使用されることは少ない。
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