いま話題の3Dプリンター、立体的なものを出力できるというのはわかるけど、どんな 仕組みで、どんな物ができるのかよくわからない、何の役に立つの?という方向けにわかりやすく説明していきます。
通常のプリンターは、紙に印刷する2D、つまり平面のプリンターです。3Dプリンターは、3Dの設計データを元に、樹脂や金属を素材として立体的なものを作成します。 メーカーによって多少の違いはありますが、基本的な仕組みは以下のとおりです。
1.コンピュータ上で3Dデータの設計図を作成
2.設計図を元に、形をパーツに分けて薄く切ったパーツを出力
3.積み重ねて立体的なものを作成
3Dプリンターのパーツの出力には、液体樹脂、粉末の材料、金属、ワイヤー状の樹脂などの素材によりそれぞれに適した方式があります。
ここでは、近年普及しているパーソナル3Dプリンターに使われていることの多い、『熱溶解積層法』について、簡単に説明します。 わかりやすく図に示してみましょう。 加熱し溶解させた樹脂(ABSやPCなど)をプリンターヘッドで押し出しながら少しずつ積み上げて立体的なものを作成します。
さて、3Dプリンターで何をつくれるのでしょう? 建築パース、車などの立体モデルなどは、既に一般的です。
個人ユーザでは、フィギュアが人気で、ペット、自分の顔、おもしろいところでは、釣った魚の魚拓も3Dなら、楽しいですね。
その他、コップ、指輪、スマートフォンのケースなど、アイデア次第。人と違うものが好きな人にはたまらないですね。
新時代の幕開け!3Dプリンターの魅力ではより詳細・最新の3Dプリンターの紹介がされています。ぜひ一度ご覧になられてください