インクジェット出力とは | インクジェットとレーザープリンターを徹底比較

インクジェット出力は、オフセット印刷のような版下をつくることなく、ノズルの先からインクを噴液させ、用紙の狙った位置へ直接印刷します。

かつては熱転写プリンターと競合する時代もありましたが、印刷速度や精度の向上が進み、更にはスキャナやFAX機能を併せた、
インクジェット複合機の登場で、一般家庭へ広く浸透しました。

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家庭で使用されるインクジェット方式

家庭用として販売されている小型インクジェットプリンターは、印字時に必要量のインク滴を噴出する方式の、オンデマンド型が主流で、オンデマンド型は、構造がシンプルで小型化しやすいのが特徴です。

サーマル方式・静電方式・ビエゾ方式に分けられます。オンデマンド型ヘッド内の複数インクノズルが、インクカートリッジ内のインクタンクから供給されたインクを塗布します。
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インクジェットのインク

インクジェットプリンターに採用されるインクは、主に、染料系と顔料系に分けられます。

それでは、それぞれの簡単な特徴を見てみましょう。

染料系インク
色の再現性が高く、光沢がでやすい。
インクは乾きやすいが、色が落ち着くまでに時間がかかり、印刷直の色を保てず、耐水・耐光性が低い。

顔料系インク
インクの目詰まりを起こしやすく、乾燥しにくい。
印刷後の色変動は少なく、耐水・耐光性が高いが、光沢は出にくい。
摩擦に弱く色落ちしやすい。
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