トップページ > 印刷業界のお話 > 印刷業大手9社による印刷技術のちがい > 図書印刷の職人気質な印刷技術
図書印刷は伝統的な職人気質の技に支えられた印刷会社といった一方で、コンテンツのデジタル化や二次利用など高いレベルでの標準化や自動化などの領域で先端的な印刷会社である。
中心となるのは雑誌・書籍でカタログや店頭広告などだが、図書印刷が伝統技術を生かしているのは「色見本帳」、カラーチップ。
色見本は壁紙やカーテンや物の色を確認するためにある冊子で色のぶれや色あせは許されないもの。
技術のみならず厳しい工程管理が必要な仕事だ。
その反対、最先端な仕事は事典や辞書のデジタル化、
コミック・雑誌・小説のデジタルコンテンツ化も高い
シェアがある。
その他、環境保全にも力を入れている。