• グーテンベルグ印刷機の再現模型

    一般的には、印刷の起こりは、1445年ころに、ドイツの金属加工職人グーテンベルクによる、金属活字による活版印刷の開発とされています。

    最初に印刷されたのが、「42行聖書」といわれるものです。

    しかし、紀元前4000年には、古代バビロニアで、押圧印刷といわれる方法で印刷が行われています。

    したがって、人類の歴史は印刷の歴史といってもよいでしょう。

  • 木版

    日本最古の木版印刷(百万塔陀羅尼) パピルス文書

    木版では、もっとも早いものでは、紀元前l00年頃ころから使われだして、7世紀頃には確立したとされています。

    金属活字以前、11世紀から13世紀頃には、東アジアで木活字、陶活字、金属活字が使われてきました。

    なお、印刷された年代を確定できる最古の印刷物としては、日本の法隆寺に保存されていた「百万塔陀羅尼」 (770年) があります。これは、木版印刷によるものです。

    また、紀元前2000年に、現存する世界最古の文書、パピルス文書「パピルス・プリス」が作られました。

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