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ここ10年で、オフィスのコンピュータ化が進展しました。
そのコンピュータのほとんどすべてがWindowsです。
このWindowsで作られたデータが印刷用データとして印刷会社に渡っています。
しかし、受け入れ側の印刷会社ではMacintoshが主流であり、Windowsは使われていません。
そこで、問題が起こります。
MacintoshとWindowsでは、そのままではデータのやり取りができません。
すなわちファイルが開けなかったり、文字化けが起こったり、あるいは文書の体裁が維持できなかったりします。
印刷会社は、それらの問題に対処するために、いくつかの方策を採っていますが、それらは結局は、労力とコストを無駄に浪費することになります。
したがって、WindowsのデータをMacintoshで利用しようということに無理があって、印刷会社がWindows環境を整えればよいということです。
そうすれば、データを還流したり、マルチユースできたりなどの利点があります。
顧客は、校了後のデータを欲しがるもので、Macintoshの場合、そのデータをWindowsに変換する必要がありますが、印刷会社がWindows環境なら、その手間がかかりません。